歴史的事実

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とある作家の本を、audible(本の内容を音声で聞けるサービス)で聞いていた時に、ふと思った疑問です。私たちが学校で勉強したり、本で知った歴史的事実って、どうやって認定されるのかということです。カテゴリー的には、歴史といえば勉強(学生だと仕事)を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、歴史的事実に基づいた小説や映画をエンタメとして、楽しんでいらっしゃる方も多いと思いますので、こちらのカテゴリーにしました。

なぜ、疑問に思ったのか

audibleで聞いていると、その作家の方が書かれたり、提唱されている内容が、従来の歴史学者から非難、批判を受けている・・・というようなエピソードが多く出ていました。その話を、私は、歴史的事実をどう認定し、そこからどう解釈するかの意見が違うのだと認識しました。確かに、考えてみると、後世まで残っている文書自体多くないですし、その文書だって、作者の意図が大きく反映されたり、戦争の勝者が記録を残す場合、自分たちの都合の良い事実だけを残すかもしれないし・・・と考えると、私たちが認識している事実って、どこまで正しいのかと疑問が湧いてきたのです。
実際、私が学生の頃は、鎌倉幕府樹立は1192年と教わりました(世代がバレそうですが・・・)が、今は1185年と教わるそうですね。おそらく、近年になって、新しい事実が出てきて、認識が変わってきたのでしょうね。その意味では、今、私たちが認識している歴史的事実は、あくまでも、現段階での仮説に過ぎないのかもしれませんね。

Copilotで調べてみました

そこで、Copilotで「歴史で事実を認定する方法は」と聞いてみたら、以下のような回答がありました。

要するに、
①史料のレベル(一次、二次)を踏まえ、
②その史料の内容をうのみにせず、批判的な視点で、信頼に足る内容かを評価し、
③複数の史料と比較して、矛盾点や共通点を見つけ出し、他の分野の知見にも照らし合わせ、
④仮説を構築し、その検証と再評価を繰り返し行う。
ことで、確からしいということになったものを、私たちは歴史的事実と教わっているようです。
※あくまでも、Copilotの見解が正しいという前提であることをご了承ください。Copilot自身も自分で「間違いがある可能性があります」と言っておりますのでご注意ください。

結論

以前、「事実って何?」でも触れましたが、私たちが事実と思っていることって、意外と危ういのかもしれませんね。
その意味では、歴史に関して、最近、ちょっとショックだったのが、「高校の歴史の教科書から坂本龍馬が消える」というニュースでした。龍馬が実際に政治に関わって「日本の夜明け」を先導したとされる出来事は、今ではほとんど史実ではないと考えられていることから、このようなニュースになったようです。
当ブログのテーマである「ヒューマンエラー」から、大きく逸れそうですが、無理やり、日常生活や仕事にこじつけると、
①得た情報のレベル(実際に見聞きしたこと、伝聞したこと、客観的証拠があるものなど)を確認し、
②得た情報をうのみにせず、一度、批判的な目で疑ってみて、
③他の事実とも照らし合わせたり、必要であれば、他の分野からの知見を得たり、専門家にも聞いてみたりして、
④あくまで、仮説として取り扱う、ちょっとでも、おかしいと思ったら、しっかり確認、検証する。
という姿勢で、認知エラー、判断エラーを起こさないようにすることが必要なのかもしれませんね。
最後になりますが、超個人的には、歴史的事実ごとに、確からしさレベルを知りたい所ですね。例えば、「坂本龍馬は『日本の夜明け』を先導した」は、ほとんど史実ではないので★1、「徳川家康は江戸幕府を樹立した」は、確実なので★5とか。そんな評価があると、この歴史的事実、この10年で★が2つ下がったぞ・・・なんでことも起こるかもしれませんね。
今後も、小説や映画、ドラマ、漫画などのエンタメの世界では、多少、歴史的事実を横に置いといても、ロマンある、楽しく、ワクワクするストーリーを楽しみたいし、期待したいですね。



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