「コミュニケーションエラーを考える」はXでもポストしています。その内容をこちらに転載します。
コミュニケーションエラーを考える その20
「部下や後輩から報告がない」という悩みをお聞きすることがあります。 その13でも触れましたが、報告は、指示を受けた人が指示を出した人へ状況などを伝えるためのものですが、報告は報連相の中で、一番、相手に緊張を強いるものではないでしょうか。特に、報告する側にとって、ありがたくない情報や状況に関する報告は尚更です。 そのような緊張を解きつつ、普段から、報告しやすい職場づくり、雰囲気づくりを作ることが大事です。
コミュニケーションエラーを考える その19
その18では、会話に触れましたが、対照的なのが対話です。 対話は、特定の目的を持ち、相互理解を深めるためのコミュニケーションです。 例えば、問題解決という目的のために、お互いの意見を交換したり、認識をすり合わせるために行われるのは対話ということになります。 この場合、認識をすり合わせたつもりが、実は合っていなかったというコミュニケーションエラーが起こるリスクがあります。
コミュニケーションエラーを考える その18
会話もコミュニケーション行為の一つです。 会話とは、特定の目的を持たず、広く浅くコミュニケーションを取ることです。 例えば、会話によって、いろいろな情報収集することで、相手のことを知り、人間関係を構築することにもつながります。 相手のことを知れば、エラーを防ぐために、どうサポートすればよいかのヒントが得られるかもしれませんね。
コミュニケーションエラーを考える その17
何か問題が発生した時に、相手から情報を聞き出すコミュニケーションを行うことが求められます。 情報収集を主目的としたインタビューと何らかの目的をもって、それに関する情報を聞き出すヒアリングでは、意図もやり方も異なってきます。 それが相手にうまく伝わっていないと、相手から必要な情報をうまく引き出せないコミュニケーションエラーが発生するかもしれません。
コミュニケーションエラーを考える その16
情報伝達が一方通行になりがちになる説明会を改善するための一つとして、例えば、受信側を少人数のグループにして、口頭の説明だけではなく、メンバーからの質問を受けるなど、意見交換できる場にするという手段もあります。 その場合、全員に説明しようとすれば、複数回実施をしないといけなくなり、今度は、各回ごとの説明内容のブレなどがコミュニケーションエラーリスクとなりえます。
コミュニケーションエラーを考える その15
コミュニケーション機能や行為を組み合わせたものが手段となります。 例えば、組織の方針を関係者に理解させる手段として、部門長(発信側)が多数のメンバー(受信側)に対し、組織方針という情報を口頭(伝達)で、方向付け(機能)のために、指示(行為)を行うという方針説明会などが考えられます。この手段だと、情報伝達が一方通行になりがちで、うまく方針の意図が伝わらないエラーが起こるかもしれません。
コミュニケーションエラーを考える その14
声かけもコミュニケーション行為になります。
例えば、表情や様子が気になる人に声かけをする場合、「私はあなたのことを見ているよ、気にしているよ」というメッセージを込めた動機付けのこともあるでしょうし、相手の困りごとに関する情報を集めるきっかけとすることもあるでしょう。
声かけ一つで、エラーリスクを察知して、事前に手を打つことができるなど、エラーを抑制することができる一方で、声かけが不足していることで、結果として、エラーが発生してしまうこともあるのではないでしょうか。
コミュニケーションエラーを考える その13
報連相もコミュニケーション行為の一つです。
指示を受けた人が指示を出した人へ状況などを伝える報告、必要、有益な情報を組織内でお互い共有しあう連絡、他の人に意見や助言を求める相談など、報連相をうまく使うことで、エラーリスクを低減したり、エラーを防ぐこともできます。
コミュニケーションエラーを考える その12
コミュニケーション機能を発揮するための具体的な行い・振る舞いとして、コミュニケーション行為があります。 あるべき姿を示したり、そこに至るために、どうすべきかを指し示すことが指示ですが、コミュニケーション行為の一つになります。指示がうまく伝わらないことで、コミュニケーションエラーが起こりえます。
コミュニケーションエラーを考える その11
動機付けもコミュニケーション機能の一つです。 動機付けを行うことで、相手のパフォーマンスを維持したり、効果的に行えば、パフォーマンス向上になることもあります。 一方、動機付けが機能しないと、パフォーマンスが下がり、ヒューマンエラーにつながることもありえます。
コミュニケーションエラーを考える その10
情報収集・共有もコミュニケーション機能の一つです。
単に、情報収集だけであればエラーリスクは少ないかもしれませんが、情報共有は、(情報)発信側の意図が(情報)受信側に、うまく伝わらないエラーリスクがあります。
コミュニケーションエラーを考える その9
コミュニケーション機能の例としては、方向付けがあります。
方向付けとは、あるべき姿を示し、その実現のために必要な指示を行うことです。
この方向付けがうまくいかないと、発信側の意図に沿った対応を受信側がしてくれない可能性があり、エラーとなりえます。
コミュニケーションエラーを考える その8
(情報)発信側が(情報)受信側に、どのようなコミュニケーション上の働きかけをするかという視点で考えると、コミュニケーション機能にも着目すべきです。
コミュニケーションエラーを考える その7
例えば、(情報)発信側が1人、(情報)受信側が多数、言葉だけの情報で、一方向の口頭での伝達だと、受信側の認識がそれぞれ微妙に違い、発信側の伝えたい意図が伝わらず、コミュニケーションエラーが起こりえます。
※その1~6までは、「コミュニケーションエラーを考える」の内容を細分化して、お伝えしておりますので、そちらをご覧ください。
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