「ヒューマンエラーはない、あるのはシステムエラーだけだ」という意見をたまに見ます。意図としては、「人の間違いを人のせいにするのはダメ、システムで防ぐ」ということだと思います。この発想は、当ラボとしても大いに賛成です。
ただ、よく考えて頂きたいのは、この世の中に完璧なシステムなどあるのでしょうか。現実は、いわゆるコスパ、費用対効果、投資対効果に見合ったシステムが構築、運用されているのが現実ではないでしょうか。
その現実を踏まえると、人とシステムが連携しながら、よりよい方向を目指すことが重要だと思います。そのため、人側でもヒューマンエラーに対する理解を深め、現行のシステムで残存するヒューマンエラーリスクを認識、抽出、共有し、システム含め、それらにどう対応するかが重要ではないでしょうか。
ヒューマンエラーとシステムエラー
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