人は誰でもヒューマンエラーを起こす可能性があります。みなさまの会社や職場でも、残念ながらヒューマンエラーに起因する事故、トラブルが発生した際に、現状把握や要因抽出を行うために、事故やトラブルの振り返りを行うと思います。その際、エラーを起こした人への個人攻撃や人格否定につながるような追及は当然ダメですが、感情、特にネガティブな感情(あなたには期待していたのに、こんなことしてガッカリしたなど)が込められた聞き方も避けた方がよいと思います。あくまでも事実に基づき、淡々と事実関係を把握することが重要です。合わせて、「今後何をすればよいかを検討するために、事故やトラブルを振り返る」というスタンスが何より大切だと思います。話を聞いていく内に、「何でこんなことをしたのか」「もっとこんなことが出来ただろう」という過去へのベクトルが強めの気持ちになるかもしれません。そこをグッとこらえて頂いて、未来、つまり、今後にどう活かすかに注力して振り返る姿勢が重要ではないでしょうか。
振り返るのは過去のためではなく、未来のため
この記事は約1分で読めます。
コメント