相互確認

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今、とある野球の世界大会を見ているのですが、こんなシーンがありました。
ピッチャーが三振を取って、ワンアウトとなった後、周りの他の野手に見えるように、1本指を立てながら、ゆっくり一回りしていました。ご存じの方も多いと思いますが、これは、今のプレーで、ワンアウトになったよということをお互いに確認する行為です。
スコアボードを見ればアウトカウント(今、いくつアウトになっているか)は分かるのですが、それを見間違えたり、スコアボードを都度確認せず、思い込みで、アウトカウントを間違えて認識している可能性は否定できません。そのような間違いを避けるためにお互いに確認し合っているということだと思います。勝手な想像ですが、「分かっていると思うけど、今、ワンアウトだよ」という気持ちで、選手のみなさまはお互いに確認しているのではないかと思います。
みなさまの仕事に置き換えると、こんなことになるのではないでしょうか。

Aさん
Aさん

覚えていると思うけど、あの仕事終わった? 忘れてない?

Bさん
Bさん

忘れていないと思うけど、あの書類の提出期限は○○日までだからね!

みなさまの職場でもそうだと思いますが、お互い、仕事を分担したり、協力しながら進めていることと思います。でも、人は完璧ではないので、お互い、忘れていたり、勘違いしていることもありえます。つまり、チームで仕事している以上、チームでどうヒューマンエラーを防ぐかという姿勢が大切ではないでしょうか。そのためには、確認行為も、「分かっていると思うけど・・・」「念のための確認だけど・・・」という精神で取り組むのも一つだと思います。

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