ヒューマンエラーを研究している中で、特に、最近、思っていることです。
人は、
・仕事がうまくいったり、成功したりすると、自分の実力や能力からすると必然だろうと過信する。
・ヒューマンエラーを起こしたり、失敗したりすると、運が悪かったと現実から目を背ける。
ということをしてしまいかねない生き物です。
例えば、どんなに実力や能力がある人でも、実力や能力を評価してくれる人、それらを発揮できるように支えてくれる人、その力の結果、生み出されるものを理解し、受け入れてくれる人などがいてこそ、ではないでしょうか。
また、その人が生まれ、生きた時代や環境によって、その実力や能力、もしくは、そこから生み出されるものが評価、理解されず、世の中で受け入れられないこともあるかもしれません。このことで、私が真っ先に思いつくのは、画家のゴッホです。生前は、ほとんど評価されなかったのに、彼の死後に作品が高く評価されましたよね。
一方、悪いことは、誰もが予期しえない偶然での出来事から起こることを完全に否定はできませんが、その多くは、過去に何らかの原因から生まれた結果であることが多いのではないでしょうか。例えば、不摂生がたたって、病気になったり、するべき努力を怠って、失敗する、準備不足の結果、本番で間違うなど。
要するに、良いことは、幸運に恵まれて起こったこと、悪いことは、それまでの因果関係から起こるべくして起こったことと考えよということです。
この言葉は、奢らず、慢心せず、感謝を忘れないように、自分を戒める言葉でもあります。
良いことは偶然、悪いことは必然と思え。

この記事は約2分で読めます。
コメント