ヒューマンエラーに関するクイズを補足
右方向に行こうと思っていたのに、つい、左方向に足が向いてしまうのは
動画の解説通り、右方向に行こうと判断しているにも関わらず、判断結果とは違う左方向に足が向いてしまった、違う行動をしてしまったということで行動エラーです。なぜ、このようなことが起こるかというと、例えば、・左方向に自宅があって、いつもは左方向に...
100個の内、1個だけ取説を入れ忘れたのは
日本語は難しいですね。「入れ忘れた」というと記憶エラーとも思えますが、動画の解説でもありますように、99個は取説を入れているので、取説を入れる作業自体を忘れている訳ではありません。このケースは、行動エラーの中の「手順の抜け、漏れ」と考えるべ...
確認不足がヒューマンエラーだとして、そのタイプは
確認不足というだけでは、どのような状況かよく分かりません。確認不足が何を指しているかを掘り下げなければ、この状態で対策を検討しても、「次からはしっかり確認しましょう」とした、フワッとした指示にしかならないのではないでしょうか。まず、確認する...
確認したのに、間違いが発生した場合、確認不足は
確認不足(原因)→間違える(結果)と考えた方もいらっしゃるかもしれませんが、みなさまも自分の仕事を思い出してください。時系列で考えると通常は、①何か作業をする ⇒ この段階で間違いが発生する②その後、確認をする ⇒ 更に、ここでも作業の間違...
何かしようとして、移動先にいったら、何しようとしたんだっけ? ってなるのは
結論からいうと行動エラーです。現象としては、行動の意図を見失っている状態で、何かをしようとしていたことは覚えています。多くは、その場ですぐ思い出すので大事には至らないことでしょう。たまに、なかなか思い出せない時もありますが、その時は、それま...
「これくらい言っても大丈夫だろう」と思って、問題発言するのは
こんなことを言おうと頭の中で思い浮かべながら、この程度なら言っても大丈夫と自分で判断した結果の発言なので、判断エラーだといえます。詳細は、「問題発言をヒューマンエラー的に考える。」を参照ください。
洗面台で洗顔フォームを取ろうとして歯磨き粉を取ってしまうのは
よくやってしまいがちな間違いだと思います。私もよくありますw もちろん、洗顔フォームと歯磨き粉のパッケージを見間違える認知エラーもありうるのですが、例えば、洗顔フォームと歯磨き粉を隣同士に置いていて、つい、違う方に手が伸びるという現象の方が...
ヒューマンエラーにタイプがあることで・・・
ヒューマンエラーにタイプがあることで、その切り口がエラーリスクを抽出する切り口にもなります。これを活かしたヒューマンエラーリスクマップという手法があります。タイプの例に関しては、「試験・テストをヒューマンエラー視点で考える。 」も参照くださ...
ヒューマンエラーにはタイプが・・・
ヒューマンエラーにはタイプがあります。タイプが違えば発生メカニズムや要因、対策も違ってきます。人がヒューマンエラーから逃れられない以上、・エラーを身近な問題ととらえて、・日頃から、ヒューマンエラーに興味・関心を持って頂き、・タイプ別の発生メ...
ヒューマンエラーはゼロにできないが・・・
ヒューマンエラーはゼロにはできませんが、減らす努力は必要です。そのための第一歩は、ヒューマンエラーに興味、関心を持ち、ヒューマンエラー発生メカニズムを理解することです。人である以上、ヒューマンエラーリスクは避けられません。だからこそ、ヒュー...