ヒューマンエラー発生メカニズムについて

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当サイトの他の記事でも、ヒューマンエラー発生メカニズムを踏まえた内容を書いておりますが、ここで改めて、まとめてみたいと思います。

ヒューマンエラー発生メカニズムとは

言葉通り、
・なぜ、ヒューマンエラーが発生するのか
・どのように、ヒューマンエラーが発生するのかを
・その背景、しくみ、機構などに基づき、構造的に解き明かしたもの。
当ラボでは、「人の情報処理システム」から解き明かそうとしています。
よろしければ、以下もご覧ください。

ヒューマンエラー発生メカニズムを知る意義

ヒューマンエラー発生メカニズムを知ることで、
①ヒューマンエラーにはタイプがある。
②エラーのタイプごとに、発生するメカニズムが違う。
③発生メカニズムが違えば、要因も違いうる。
ということが認識できると、当ラボでは考えています。
①のヒューマンエラーのタイプに関しては、上記の動画でも触れています。
更に、エラータイプごとの発生メカニズムを知り、それらを踏まえた要因を知ることで、要因分析・追究の一助となりえます。
また、エラーのタイプや発生メカニズム、それを踏まえた要因などに触れている記事・事例を以下でも整理していますので、よろしければご覧ください。

ヒューマンエラーのタイプを設ける意味

発生メカニズムを違いを理解する以外に、ヒューマンエラーのタイプを設ける意味がもう一つあります。
それは、ヒューマンエラーリスクを抽出する際の視点、ガイドになりうるということです。
ある作業・業務において、どんなエラーリスクがあるのかをリストアップしようとした時に、視点が何もないよりは、エラーには、「記憶エラー」「認知エラー」「判断エラー」「行動エラー」「あえて型エラー」というタイプがあり、その切り口で考えるようにした方がリスクが出しやすくなりませんか。
品質改善の手法であるFMEAをご存じの方は、エラーのタイプは、FMEAでいう故障モードのようなものだとお考えいただくとよいと思います。
エラーのタイプを活用した分析手法として、ヒューマンエラーリスクマップというものがあるので、興味ある方は、以下もご覧ください。

また、エラーのタイプという切り口を活かして、みなさまがどのようなエラータイプの発生傾向が高いかをセルフチェックできるものもありますので、試してみてください。

もし、ヒューマンエラー発生メカニズムにご興味をお持ちいただいたら、是非、当サイトの他の記事も散策いただけましたら幸いです。

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