ヒューマンエラー防止こそ最も身近で本質的な問題解決!

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私は、ヒューマンエラー防止こそ最も身近で本質的な問題解決だと思っています。以下でご説明していきます。

新人の頃、気をつけていたことは?

みなさんが新人の頃、早く仕事を覚えるために一番気を付けていたことは何でしょうか。おそらくミスすることなく仕事することだったのではないでしょうか。仕事をする上でみなさんが一番最初に取り組んだ身近な問題解決はヒューマンエラー防止そのものだったはずです。
ところが、仕事に慣れてきて、ミスが少なくなってくると、その意識も少しづつ薄くなっていきがちです。みなさまはそんなことはないでしょうか。

常日頃、ヒューマンエラーに興味、関心を持つ

少し視点を変えましょう。仮に、プライベートで「後で連絡しようと思ったことをすっかり忘れてしまった」というヒューマンエラーを起こしたとしましょう。その時に「大切なことは後回しにせず、すぐ伝える」「どうしでもすぐ連絡できない場合はメモを残す」などの対策を考え、実行するのではないでしょうか。ここでお考えいただきたいのですが、連絡を忘れることはプライベートだけでしょうか。仕事上でも起こるのではありませんか。しかもこれらの対策は仕事上でも応用可能です。
つまり、プライベートで起こったエラーの防止策が、その後の別の仕事で活用できることも少なくありません。その意味でも普段からヒューマンエラーに興味、関心を持ち、その都度、問題解決を行っていくことはとても大切です。
世の中にいろいろな問題解決の手法はありますが、常日頃(仕事でも、プライベートでも)、身の回りに起こるヒューマンエラー防止を考えることは最も身近な問題解決と言えると思います。

「ヒューマンエラー防止」の意義

みなさまの組織でも、いろいろな問題を解決するために改善活動やプロジェクト、システム導入などが行われていると思います。しかし、一歩引いて考えていただくと、それらのしくみを構築するのも、そのしくみを運用したり、しくみの中で作業・業務を行うのも、結局、人です。
そう考えると、人の特性を踏まえ、なぜヒューマンエラーが発生するか(私はこれをヒューマンエラー発生メカニズムといっていますが)を知った上で、しくみを構築、運用するかどうかはとても重要ではないでしょうか。
一方で、冒頭で触れましたように、新人の頃には、仕事に対するヒューマンエラーに興味、関心を持ち、最も身近な問題解決であるヒューマンエラー防止を行っていたのに、その意識が薄れているとしたら・・・
その意味でも、組織の一人ひとりがヒューマンエラーに興味、関心を持ち、常日頃、身の回りに起こるヒューマンエラー防止を行い、問題解決力のための足腰を強くすることは組織の基盤整備そのものであり、本質的な問題解決になるものと思いませんか。

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