労働災害のウラにヒューマンエラーあり

この記事は約2分で読めます。

仕事で安全管理のしくみを見直す支援をすることもあるのですが、ヒューマンエラーの問題は避けて通れないなと常々感じています。
私は、クライアントにご協力頂ければ必ず実施していることの1つが、「過去の労働災害に関して、災害報告書に記載された再発防止策を今でも実施されているのか」を検証することです。
発生件数にもよりますが、3~5年くらい遡って検証します。
そこで確認しようとしていることは、「決められたことが継続的に順守される職場かどうか」ということです。つまり、「あえて型エラー」の発生度合を確認している訳です。典型的な例としては、決まり事があるのは分かっているが、面倒だとか、別のことを優先したり、他の人も守っていないという理由で守らないというものです。
あえて型エラーによる労働災害が多い場合は、職場の意識変革を図り、文化・風土を変えないといけない可能性もあります。
私の経験上、このような、「災害報告書に記載された再発防止策がいつの間にか守られなくなっている」現象の背景には、もう一つ「あるある」があるのですが、それはまた別の機会に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました